今後のチーム活動の検討状況について
日々変化する情勢の中、当クラブでは震災直後から、お世話になっている地域に寄り添っていこうという信念のもと、炊き出しなどクラブとしてできることに取り組んでおります。
しかしながら、母国で地震を経験しておらずこの度の経験で不安を抱えている外国籍選手とそのご家族、そして日本人選手達の安全と健康の確保という大きな課題に直面しております。
その様な中、まずは県内外から沢山の物資支援を頂いております事に、心より感謝申し上げます。
多くの皆様からの物心両面の温かいご支援は、ALL石川を目指す金沢武士団にとって本当に力になっており、この場をお借りして御礼申し上げます。
また、大変ありがたいことに震災が落ち着く迄の仮練習場候補の1つとして黒島監督の地元である白山市の体育館が確保可能とのご連絡を頂きました。
さらに、大きな被害を受けられた七尾市の皆様からも金沢武士団がバスケットを頑張る姿が地域を元気づけてくれるので、少しでも早く練習環境を整えたいとのお言葉を頂戴しており、感謝の念に堪えません。
石川県全域で震災の影響があり、ご自身も大変な状況の中、大変多くの皆様が金沢武士団と選手たちを愛して頂き、少しでも前に進むことができればと我が事としてご心配頂いておりますことに重ねて感謝申し上げますとともに、当クラブが皆様に対して恩返しできることが何か一同模索しております。
現在、帰省・避難している選手・スタッフからも復興支援活動をしたい、早く七尾に戻って力になりたいとの意見が多数出ており、当クラブとして心身の状況をヒアリングした上で、さらなる活動再開に向けて検討を進めております。
まだ日々片付けを行っている段階ではございますが、七尾市・田鶴浜の事務所は震災で大きな被害を受けたことから、引き続き利用することができない可能性があり、復興支援活動の拠点とする新たな七尾事務所の検討や、断水の続いている状況での選手たちの住まいなど、まだまだ多くの課題が残っております。
日々刻々と状況が変わっていく中、このような状況の中でも金沢武士団のことを気にかけて頂き、そして支えて下さっている皆様に改めて感謝申し上げますとともに、定期的に現状のご報告をさせて頂きますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
がんばろう石川
がんばろう能登
皆様一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。